2010年3月27日土曜日

3月21日、日曜サービスからのメッセージ

* スピーカー; Bishop Walker
* テーマ; 解決法を見つける。出口を見つける。
* 確認した聖書の一節; コリント人への第1の手紙10章:1-13, 出エジプト記14章:6-8, 25-31 (この25~31節はモーセが海を2つに分け陸地を現し追っ手から逃れたという聖書の有名な節の1つで、西洋絵画にも好んで多く取り上げられた題材です。)

貴方がたの会った試練で世の常でないものはない。神は真実で信である。貴方がたを耐えられないような試練にはあわせることはないばかりか、同時に、それに耐えられるように逃れる道も備えてくださるのである。(コリント人への第1の手紙10章13節)

* Bishopのメッセージ;
不平・不満を言うのをやめて、まずは信仰によること。
悪は私たちを誘惑に落としいれ困難に追い込むが、神は常に逃れる道を備えてくださる。
逃れる道はあるのである。
力とともに成長する。
悪は我が行く道をふさごうとするが、前進をとめることはできない。
ただ信仰に厚くいること。
コリント人は生き方のお手本。

* 私のコメント;
約2時間半にわたるプリーチングで話された色々な内容は、上記コリント人への第1の手紙第10章13節、この一節に集約されているといっていいでしょう。そして、いみじくも、これが私の今のテーマであり、実践していることでもあります。
困難や問題は日々起こるけれども、解決できないものは何も無く、解決していくことで自分を成長させ力強くさせるのだ、ということです。解決できる課題を神から私たちは与えられています。何でも簡単にできたり、何も問題がなければ、人間生きることに飽きがきてしまい、生きることの喜び、話すことの喜び、死ぬことの喜びも感じず、恐らく退屈に狂気となっていくのでしょう。また、これら課題を私たちがこなすのは、私たちの魂をより強く、たくましく、成熟させ完璧な輝く魂にするためでもあります。「魂は死なない。」私はこの言葉を、最近ひしひしと納得して受け止めることができます。輪廻転生の考えでしょうね。
でも、輪廻転生の考えは仏教にもあったと思います。
「聖書」、キリスト教、といいますが、聖書に書かれていることは、私が子供の頃日本で、家庭や学校でうけた道徳教育と同じ内容がたくさんあるんですね。ですから私は、聖書をキリスト教のもの、というより、キリスト教国における道徳教育本だと思っています。難しいことは何も書いていないんですね。

あと、困難の中に神は逃れる道も備えてくれているとありますが、この「逃れる道」というのは、さまざまです。困難に向かっていく道もあれば、逃げていく道、無視していく道、人を頼る道、人を欺く道、、いろんな道があります。そのどれを選択するか、というのが魂の成長であり、その後の結果も作っていきます。困難に敢然と向かい、時間がかかっても傷ついても真摯に受け止めて解決していく勇気と力でもって解決していけば、より高い次元の課題にチャレンジできます。そうでなければ、同じような課題を何回も何回も解いていかなければならない。「同じことの繰り返しだ。。」と思うのは、そういうところにヒントや問題があるのかもしれません。

私は生まれてから20年間、真面目に努力し率直に生きてきました。次の大事な20年間は、社会における困難から逃げ出し目をそらし、人を恨めしく思いながら希望や夢に背を向けて生きてきました。その結果、金銭的にも、人格的にも、社会性にも、仕事のポジションでも、いわゆるうだつがあがらず、欲求不満にまみれた貧しい生き方となりました。
今ようやく、自己改善に着手しているところです。お金もなくて、好きな人も去って、困難だらけになって、ようやく歯を食いしばって生きてみる決意をしました。改善できそうな気がしています。
あり地獄に陥って、それでもやっぱり希望が捨てられず、成功したい、自分を満足したい、という思いがあったので、最後の頼みで「神」=すべてをコントロールする動かしがたい力、に身をゆだねることにしました。少し前まで、神は自分とともにいる→神は自分のそばにいる、といってたのに、何で困難なことばかりあるんだっ。。なんて、まだほざいていました。今は、神はどうかわからんけど、私は常に彼のそばにいる、という考えに切り替えています。家族と遠く離れている外国の地じゃ、助けなんて他人に求められない環境なので、彼、しかいないんです。彼の手を掴む手を離すと、落っこちちゃいます。だから踏ん張っています。
時々、うまくいかず、解決を見ず、思いが通じず捨てられて、大泣きします。だけど、もう恥ずかしがったりしません。困難に勝たなきゃ、次のオイシイ扉が開けないので。

苦しくて、しんどいけど、頑張ります。

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